インタビュー|野田市山崎の歯医者・歯科|リラックス外来なら角脇歯科医院

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ボロボロでも大丈夫!
リラックス外来で
しっかり噛める歯に!

病院は緊張する!歯科は特に怖い!

これは多くの皆さまに共通する思いです。

当院ではそんな皆さまの思いにリラックス外来で対応します。

お身体の状態にかかわらず、多くの方が歯科治療を受けられるようサポートいたします。

勤務医時代の経験から、基礎疾患がある方の治療を学ぶことに

私は総合病院の歯科に勤務していたことがあり、場所柄、基礎疾患がある患者さまが多く受診されていました。服薬している方や傷がふさがりにくいといった状態の患者さまであれば、歯を抜くなどの処置をすることで差し障りがないか一つひとつ検討する必要があります。

そこで判断を担い、治療を担当していたのが歯科口腔外科の先輩歯科医師でした。その姿に影響を受けて自分もきちんと判断できる医学知識を身につけたいと思い、基礎疾患がある患者さまの治療に関する注意や笑気吸入麻酔、静脈内鎮静法について学びました。

歯科に苦手意識がある方には、治療よりもまずお話を拝聴

歯の治療に強い苦手意識がある患者さまに、治療着手を急かすことはありません。初回は治療をせず、まずは病歴やお話を伺う時間にしています。

耳を傾けてみると、患者さまにはそれぞれ治療が苦手になってしまうだけの理由があります。例えば、嘔吐反射が強くて器具を入れると「おえっ」となってしまう方で、過去に歯科医師に不機嫌な態度をあらわにされて以来、治療が怖くなってしまったケースがありました。

中には、辛い思い出を話し笑気ガスでリラックスしながら治療を受けることで、後に笑気吸入麻酔なしでも治療可能になる方もたくさんおいでです。当院を受診することが、治療ができるようになるきっかけになればと思います。

患者さまと話すときの向き合い方にも配慮しています

じっくりとお気持ちを聞かせていただくためには、患者さまと顔を合わせる向きも大切だと考えました。正面から向かい合うと、やはり対立的な雰囲気になったり患者さまが圧迫感を覚えたりするのではないでしょうか。

こちらから「何かご質問は」とお声掛けしても、話を切り出しづらそうな方もいらっしゃるものです。少しでも患者さまがお話をしやすいように、私は斜め45度の位置関係で患者さまと接するようにしています。

時には紙の資料もお渡しし、治療についてじっくりとご説明

患者さまに治療のご説明をするときは、基本的には歯科用語を使わないようにしています。しかし、患者さまからすると、その場では分かったように思えても後から分からないことが出てくることもあるでしょう。口頭で聞いただけでは覚えにくいこともあるかもしれません。

当院では、必要に応じて紙の資料をご用意し、患者さまにお渡ししています。ご帰宅後に治療内容を振り返ったり、ご家族とお話ししたりする際にお役立てください。

口腔がんの検診は、治療やクリーニングのついでに実施可能

当院では、なかなか良くならない口内炎があった場合などに根拠なく経過観察とせず、日本大学松戸歯学部と連携して口腔がんの検査を実施します。分からないままにして病気を見逃してしまってはいけません。

歯科で口内炎の治療ができることをご存じない方も多いですし、口腔がんの検査というと大がかりなものを想像されるかもしれませんが、実は少ないお手間で実施可能です。もしずっと改善しない口内炎があれば、歯の治療やクリーニングのついでにお知らせください。ブラシで検体を取るだけで、検査を進めることができます。検査のために大きな病院まで行っていただく必要はありません。

当院が、早期発見するお役に立てればと思います。

衛生的な治療環境にするため、あえて院内は土足OKです

当院では、診察室まで土足で入ってかまわないというルールにしています。一見、靴からスリッパに履き替えたほうが衛生的に思われるかもしれませんが、履き替えるためには靴を持ち上げ床付近を手で触れなくてはなりません。これではかえって不衛生となってしまいます。そこで当院では、スリッパを廃止することにしました。

また、ご年配の患者さまの中には靴を履き替えるのが大きなご負担となる方もいらっしゃいます。どうぞそのままで、お楽に入ってきていただければと思います。

高齢化社会を見据え、歯科口腔外科や麻酔について研鑽

私が学生の頃から、日本は高齢化社会に向かうことが予想されていました。そのため、開業したらお年を召した方や基礎疾患がある患者さまを診察することもあるだろうと考えていました。その時になって、「できません」「分かりません」とお断りするわけにはいきませんし、リスクを恐れるあまり本来なら可能な治療さえ避けてしまっては患者さまのお役に立てません。

そこで、歯科医師としては少数派かもしれませんが、全身管理をした上で歯の治療を行う歯科口腔外科や歯科麻酔について勉強することにしたのです。お身体の事情や恐怖感で歯科治療を受けづらい患者さまのお役に立てたら幸いです。